一宮太鼓保存会

濃尾平野の西に位置し、ひと際高くそびえ立つ伊吹山。木の葉が色づき頂が白化粧する頃、梢の枯葉を吹き飛ばしながら吹きおろしてくる乾いた冷たい風『伊吹おろし』を表現した曲です

春夏秋冬、一宮には沢山のお祭りがあります。中でもひと際、精彩を放つのが夏祭り！飛び散る汗、高まる熱気が夏の夜空に燃え上がっていく。そんな祭りのイメージを太鼓に託した曲です。

その昔、天の羽衣を織ったとされる織姫が、時を超え機織り工場の織姫達が生地を織り上げる様を表現した曲です。織り機の代わりに竹と房バチを使い、リズミカルに現代の織姫たちが織り上げます。

その名の如く、雷が光り轟き、激しく鳴り響く…そして最後には晴天となっていくさまを表現した曲です。

伝統を重んじながら、未来へと繋がっていく。これから先も、未来ある子どもたちと共に歩む思いを込めた曲です。

飛騨山脈の鉢盛山より湧き出た水が小川となり、清流となり、時には暴れ川と変わる。岩に打付け飛沫が上がり、北から西へ濃尾平野を抱くように流れ、そして大河となって伊勢湾へ。清らかであり勇猛な木曽川を表現した曲です。

季節が冬から春へと変わる頃、『春一番』が吹き、春の訪れを告げます。春の嵐を子供達が、躍動感あふれる演奏します。

夏まつりの夜空に光り輝く、数えきれない星たち。子供たちが煌びやかな星たちを、房バチで表現します。

若い馬がピョンピョンと元気に飛び回る様を表現した曲です。親交のある御諏訪太鼓宗家小口大八先生の曲です。